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フィリピン留学のSSP(エスエスピー)について詳しく解説します。2019年10月28日

 

今回は、海外で生活・留学・仕事をする上で一番大切なことについて書いていきます。それは「ルールを守ること」です。違う言い方をすれば「法律を守る」ということです。

 

日本人にとってフィリピンは「他人様の国」です。他人様の国にお邪魔している以上、その地やその地の人々に敬意を払うのは当然です。逆の言い方をすれば、「フィリピンの法律を守らない」ということは、「フィリピンに敬意を払っていない」ということです。

 

カタイ!と言われそうですが、私は頑固にこう思っています。だって、日本人がフィリピンで好きなビジネスをさせて貰えるのって本当にありがたいことですから!

 

 

1. 留学エージェントさんからの驚きの質問

 

先日、某留学エージェントさんとお話する機会があったのですが、その際に「TESDAはお持ちですよね?」と聞かれました。正直なところ、私は驚きました。というのも、TESDA無しで外国人相手の学校を運営することはありえないからです。要は「違法」なのです。

 

留学エージェントさんですら、フィリピンの法律を正確に理解していない人がいることに正直驚きました(勿論、大変の方はご存知と思いますが)。

 

2. 留学生に最低限知っておいて欲しいSSPの知識

 

下記に、留学生にとって非常に大切なことなので順を追って説明します。

フィリピンにある英語学校が『日本人を含む外国人』を留学生として受け入れるためには、

 

(1)SSP(Special Study Permit)という許可を、学校がフィリピンの移民局から取得しなければいけません。

(2)留学生の1人1人は、本人宛てのフィリピン国内での就学許可証(SSP)を取得しなければ、フィリピンの学校で合法的に勉強することはできません。つまり、違法となります。そして、この留学生向けのSSPを申請できるのは、上記(1)のSSPを保有する学校だけなのです。

(3)そして、(1)のSSPを取得するための条件の一つがTESDAなのです。TESDAとはTechnical Education and Skills Development Authorityの略で、フィリピンの職業訓練学校を管轄する役所のことです。学校が通常TESDAと言っているのは「TESDAからの学校認可」のことです。

 

以上から、「TESDAがない学校は違法」というロジックが成り立つわけです。逆に究極に言えば、フィリピン人だけを生徒として受け入れる学校であればSSPどころか、TESDAも不要です。もちろん、TESDAがあった方が集客的には有利でしょうが(信頼があるという意味、ある種のブランドですね)、法的には不要なんです。私は学校設立の行政手続きを全て自分でやったので(超大変でした笑)、しっかりフィリピンの法律を理解しています。

 

大手の学校や大手のエージェントさんが扱う学校は、基本的にはSSPを持っている合法的な学校と理解して大丈夫です。安心して学校選びをして下さい。しかし、小規模な学校の中にはSSPを持たずに留学生を受け入れている「違法操業」の学校もありますので注意して下さい。いくつか、その「違法操業」の実例をご紹介しましょう。

 

3. 残念な事例(無免許営業の学校)

 

事例1:日本人による違法営業

 
   

私はセブ島での起業についての相談をよく頂くのですが、以前、TESDAの申請について相談があるということで、某学校の日本人オーナーさんが訪ねて来られました(セブではないフィリピンの他の島にある学校です)。お互い零細経営で大変ですよね、てな感じで世間話をした後、本題に入ったところ話が意外な方向へ進んでいったのです。  

 

  私:で、いつ頃の開校を目指しているんですか?

 

  オーナー:いや、もうやってますよ。

 

  私:えっ?もう生徒さんいるんですか?

 

  オーナー:はい

 

  私:それ違法ですよ。

 

  オーナー:はい認識してます。ですから、こうやって相談に来ているのです。

 

私:それバレたらマズイことになりますよ。あなたは自己責任だからいいとして、留学生さんが可哀想です。いきなり強制退去はないと思いますが、何らかのペナルティーがつきますよ。あなたにその責任取れないでしょ。

 

オーナー:そのことは事前に生徒さんには話してあるので大丈夫です。

 

私は、法律を守らない人の手助けはしないとはっきり申しあげて、この方にはお引き取り頂きました。こんな人がフィリピンで無自覚にビジネスをしていることを知って、フィリピンに対して申し訳ない気持ちで一杯でした。

 

さらには、「被害者予備軍」である留学生がかわいそうです。違法な学校と知って、発覚の場合にはペナルティが課されることを知った上で、その学校を選ぶ人がいるとは到底思えません。みなさん、どう思われますか?このオーナー、完全に詐欺師です。

 

事例2:韓国人による違法営業

 

二つ目は、昨年新しい講師を採用した時の面接時に聞いた話。転職の理由を聞いたところ、「いまの勤め先(英語学校)は違法状態で、多分数ヶ月後にはクローズすると思うからです」とのこと。詳しく聞いてみると、要はその英語学校(韓国人経営)は、SSPも取得せずに見切り発車をして営業を開始していたのです。そして、その講師はその違法状態を解消するためにTESDA取得担当として毎週のようにTESDA事務所に通っていたというのです。

 

フィリピン移民局からは「2ヶ月以内にSSPを取得しないと強制的な措置にでる」と通告されていたとのこと。下手すれば1年、通常でも取得に半年は要すると言われるTESDAですから、結果は見えています。その後どうなったのかは知りません。その学校は、その学校の生徒さんは、今頃どういう状態なのでしょうか?

 

事例3:SSPを実際には申請しない例

 

最後は、SSPを持っているのに違法な学校について。実は、私はセブに来てから最初の1年は現地の英語学校で「通学生」としてたまに英語の授業を受けていたのです。以前住んでいたイギリス時代に比べて英語を話す機会が極端に減ったため、当時は大きな危機感を抱いていたのです。今では、その危機感の減退と共に、英語力を下降線を辿っていますが。

 

さて、その学校についてですが、かなりの有名校です。当然合法経営です。そして、留学初日にSSP用の費用6,500ペソの支払いを求められました。この時点で、私には「違法」であることが残念ながら分かってしまいました。SSPの申請には、本人の顔写真が必要なのですが、一切提出を求められなかったのです。

 

実はこういう学校があるという噂は聞いていました。留学生からSSP代金は徴収するが実際の申請はせずに6,500ペソ(約14,000円)を懐に入れてしまう。最悪ですね。私はこの時は文句は言いませんでした。SSP代を払うのは義務だし、何よりもこんな小さい人と話して時間を無駄にしたくなかったからです

 

そういえば、この学校でも講師の遅刻や事前告知無しの欠勤は頻発してました。ある日、10分以上待っても講師が来ないのでそのまま帰宅したところ(その後、振替講師とか来ても気分が乗らないですよね)、「次回からは、そういうことがあったら事務所に来てスタッフに伝えて下さい」と日本人スタッフに言われました。「この学校終わってるな」と思い、契約の延長はしませんでした。

 

 

氷山の一角かもしれませんが、全て事実です。本当に残念なことです。留学を考えている皆さん、必ずSSPをしっかり発行してくれる学校を選んでくださいね。

 

 

 

以上で、「フィリピン留学のSSP(エスエスピー)について詳しく解説します。」についての解説を終わりにします。もっと詳しく知りたい人は、下記のメルマガにご登録下さい。タイトル通り、ブログでは書けないことを配信しています。

 

 

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『フィリピン留学 ブログには書けない話』

http://mail-lp.com/p/LP0

非帰国子女として英語を10年間勉強し、

英国にMBA留学し、

フィリピンに4年住み、

セブ島で英語学校を経営してきた

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