さて発音ではグッド・スタートを切った野生児JURAさん。次の基礎は文法です。
基本的には、セブ英語倶楽部ではあまり文法には執着しません。理由は、面白くないから。当校では、外で実際に使える短いお役立ちフレーズを、しのごの言わずにカタマリで覚えて頂き、そのまんま使って頂くことを推奨し指導していきます。つまり目指すところは、下記のスパイラル。
カタマリで覚える → そのまんま使う → 通じる → 楽しい → もっと勉強する
ホント、覚えるだけなので誰でもできます。
しかし一方、文法で躓いてしまうと、下記の悪循環に陥ってしまいます。
文法難しい → 面白くない → 英語嫌いになる → 勉強しなくなる
フィリピン留学の場合、さらに「英語で文法説明されてもさっぱり分からない」がこれに加わります。
しかしながら、JURAさんの場合は文法の基礎を教える必要があります。そう、忘れてはいけません、JURAさんは、超ウルトラ・スーパー初心者。水泳で言えば、水に顔を付けられないレベル、陸上でいえば準備運動の屈伸運動中に足首を捻挫してしまうくらいの水準(言い過ぎ!)。やはり、最低限の知識(共通言語)が無いと、今後のレッスンにも支障が出ますし、将来伸びません。
ということで、文法レッスン開始。まずは、品詞の種類と英語名とその働きをレクチャー。さらに、基本的な例文を使って、どれが主語でどれが目的語か?といった構文の理解の仕方を教えていきます。
目が泳ぎ出すJURAさん
パニック…
そして、思考停止 パタイ…
結局、この文法レッスンは3時間でやめました。理由は、これ以上やっても効果が薄いと判断したため。JURAさんには、3日間で教えた文法の基礎知識を纏めたお手製の資料を渡し、自習して頂くようお願いしました。
人間、得意不得意があるものです。
文法のレッスンについては、少し時間をおいて再開したいと思います。もう少し英語に慣れた後であれば、きっと違った効果が得られると信じています。あわてないあわてない、一休み一休み。。。
最後に、数あるJURAさんの得意なことの一つをご紹介します。それは、無茶苦茶フレンドリーなところ。セブ英語倶楽部の講師のみならず、宿泊先の「エースペンション」から、食事を提供してくれる日本食レストラン「だるま」のスタッフまで、最初の1週間でほとんど顔なじみ。私が知らない人まで知っています(驚)。野生児同士気が合うのかしら(フィリピン人ってかなり野生なので)。。。何はともあれ、英語学習の面では素晴らしいことです。結局、英語力が伸びる人ってお喋りな人とか、すごく社交的な方だったりしますから。
恐るべきJURA、この男の可能性∞無限大。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
『フィリピン留学 ブログには書けない話』
非帰国子女として英語を10年間勉強し、
英国にMBA留学し、
フィリピンに4年住み、
セブ島で英語学校を経営してきた
知恵と経験を凝縮しました! 無料ですのでこのままご登録下さい
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★